味見以上、食事未満

 この本は、私『ぴょん』が今まで勤めてきた職場の内、 飲食関係の仕事での『味見行為』についてのエッセイである。 


【はじめに】 

  あじ・み 【味見】

   飲食物の味加減をみるために少量口に入れてみること。また、試みに飲食すること。

  

 しょく・じ【食事】  ❶《自サ変》 生命を維持するために毎日何度か食物を食べること。また、 その食べ物。「黙り込んだまま━する」「━を取る」 ❷ 食べ物。特に、病気の治療に役立てるものとしての食べ物。 「━療法」表記「食餌」の代用表記。


 広辞苑 無料検索日本国語大辞典 より。   


 私は、飲食関係の仕事に就いていた期間が割と長い。なぜかというと、皆様ご存じの通り、私が食べ物大好き人間で、食べることも作ることも大好きだから。と言うこと、そしてせっかく取得した栄養士の免許を生かせる仕事がしたかったからである。 さて、まず皆様にわかりやすいように、私の職務経歴を時系列に沿って紹介しようと思う。また、今回紹介するのは短大を卒業してから勤めた『飲食関係の職業』のみとなっている。もちろん飲食関係以外の職業経験も多々あるため、その話は別の機会にさせて頂きたい。 岐阜のとある短大を卒業した私は、まず個人の産婦人科に『栄養士』として勤めた。大体三年弱くらい。馬の合わない後輩(年上)が出来て、ストレスが溜まったのと、母に戻って来いと言われたため、辞めた。実家に戻ってから、就活をしつつ、知り合いの営業しているイタリアンカフェレストランでバイトした。そして就職先が決まり、ケーキ屋に勤めることになる。ちなみにこのケーキ屋だが、最初は販売員として入る予定だった。しかしオーナーが私を見て、「なんかできそうだね」と言って、なぜか製造側に行くことになったのだった。そして出勤二日目でお誕生日プレートのメッセージを書くことになる。スパルタ職場だった。ケーキ屋を諸事情で辞めた後、私はとあるショッピングモールの中に入っている雑貨屋さんに併設されているカフェに勤めることになった。ここに関しては人生初めての派遣社員での採用だった。そしてまた諸事情により転職することになるが、次の職場は療養病院の厨房。その後、紆余曲折あってまたケーキ屋(最初のケーキ屋とは違うお店)に勤めることになる。ちなみにこのお店では販売員としての採用だった。そして彼との同棲のために引っ越した先で料理教室に勤務。営業の辛さに耐えられず、料理教室を辞めて、事務の仕事に勤めたのだが、タダ酒飲みたさに副業としてスナックに勤める。 以上が私の飲食業歴である。ちなみに、他にも私が未成年の際に行っていたバイトとして、おばあちゃんがやっていた民宿のお手伝い、お父さんの友達のやっている海の家の手伝い、お父さんの勤めている会社(ゴルフ場)のレストランのウエイトレス(ここに関しては二店舗目のケーキ屋と一時期掛け持ちしていたこともある)、金目鯛の定食を出すお店でのホール、というこれらのバイトもこなしていた。つまり、割と生まれた時から飲食業にずぶずぶ、と言うわけである。ではこれを踏まえて本編と行きましょう。  

@幸福飯テロリズム

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