ヘルスとソープ
『風俗』と聞いた時に出てくる代表的な職業がヘルスとソープであるが、女性陣はあまり詳しく知らないかもしれない。ヘルスとソープの違いを。だが、男性陣には知っていてほしい。最低限のマナーと、ヘルスとソープの違いを。
とても簡単なことである。ヘルスは本番行為禁止。ソープは本番行為可能(要スキン使用)。これがヘルスとソープの違いである。本番行為がない分、ヘルスの方が料金が少しだけ割安だ。勿論、高級ヘルスとなると話は別であるが、そうでなければ概ねこの限りである。
そしてヘルスには、『デリヘル』、『ホテヘル』、『箱ヘル』などがある。それぞれ特徴をあげるとすると、『デリヘル』はホテルやお客様のご自宅に嬢がデリバリーしてサービスをするヘルス、『ホテヘル』はホテルにのみ嬢がデリバリーしてサービスをするヘルス、『箱ヘル』は、その店舗内のみで嬢がサービスを行う店舗型のヘルスである。
この本は、無知を装ってデリヘル嬢に本強(本番行為を強制する行為)を行う男性がいかに多いかを伝えるために、筆者が恥を忍んで書く、ショートエッセイである。
大衆デリヘル客の八割はゴミ
こんなタイトルにすると、主語がデカすぎると言われるかもしれない。なので先に言っておこう。
これは私がいた大衆デリヘルの、私がついたお客さんで統計を取った結果の話である、と。
まぁでも他の嬢の話でもデリヘルの客層は箱ヘルよりもよっぽどクソでゴミだそうなので、あながち間違っていない気がする。
デリヘルの仕事をしていると、様々なお客様と出会うことができる。わずか二割ほどだが、良客もいらっしゃる。私のお客様で言うと、そもそも挿入ではイけないため手コキやフェラなどで攻められたいドMな方や、ちゃんとデリヘルの事を弁えていて入れたいなどとは絶対に口にしない方。入れたそうな素振りをしたとしても、私が首を振ればごめんね、と謝って素股で抜かせてくれる方。この辺はいいお客様だと思っている。綺麗に遊べるお客様は大好きだ。私が心の中でじぃじと呼んでいるお客様などは、私が土用の丑の日にうなぎ食べ損ねた、と言ったところ、後日指名してくださった時にうなぎ弁当を買ってきてくれた。翌日のお昼ご飯に頂いたのだが、めちゃくちゃ美味しかった。
二割が良客で八割ゴミ。つまり十人中八人がハズレ客であるわけだが、その中でもどクズが数名いる。
まず酒飲んで利用してきて、何回ダメだと断っても勝手に手を退けて無理やり入れてきたゴミ。もちろんゴムなし。死ねばいい。あと二回も無理やりゴムなしで挿入してきた上に中で出しやがったクソ野郎。流石に叩いた。ソープとヘルスの違いがわからず問答無用で入れてきたクソオヤジ。
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